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(1) 授業について

① 計算問題の指導について

  “ひらめき”に頼らなくても確実に問題が解ける力を身に着ける

 多くの方が「難関校の入試問題は、何か“ひらめき”(特別な発想)がないと解けない」と思われているのではないでしょうか。確かにそういう設問が入試に出題されることもありますが、それはごく一部であり、例えその1問が解けないからと言って合格点に達しないわけでは決してありません。 それどころか、正しい解法を理解しておきさえすれば、実はそのような“ひらめき”が求められるような問題であっても、確実に正解へたどり着ける方法があるのが理科なのです。

勉強

 私が行う計算問題の授業では、最も効率よく問題を解く最適な解法がしっかりと身に着くまで、丁寧に指導いたします。その指導の核としている考え方が、

 「同じ単元の問題は常に同じ解法で解く」

という方針です。

 入試でお子様が受けるプレッシャーは相当なもので、どれだけ完璧に準備をしていても普段通りの力を出すのは容易ではありません。そうした特殊な環境でもお子様が合格点を勝ち取るためには、“確実に合格点を超えられる解法”を身に着けることが必要です。

 授業の中ではさまざまな問題を扱いますが、私はいつでも同じ解法で解くように指導します。そうすることによって、お子様は同じ解法で繰り返し解き続ける“練習の効果”によって、“確実に合格点を超えられる解法”をしっかりと身に着けていくのです。

 そして、授業では単に解法を教える(伝える)だけではありません。お子様が初めて見る問題に対峙したとき、 何(どこ)に着目し、どのように手を動かして(=作業を行って)問題の解決の糸口を見つけ出すのかという具体的な対処法を身に着ける指導を行います。例えば力学の問題なら、力の矢印を含んだ“解法図のかき方” がお子様の身に着くような指導をしっかりと行います。

 なお、授業で扱う問題はお子様が塾でお使いのテキストの問題を中心としていただいても構いませんが、ご希望があればお子様の習熟度に応じた『オリジナル問題』を無料にてご提供いたします。 「基礎的な問題をもっと繰り返して欲しい」,「基礎はいらないので、応用力を高めるのに効果的な問題の演習をメインに進めて欲しい」といったご要望があれば、いつでもお気軽にお申し出ください。(ご提供いたします問題には、すべて詳細な解説がついております。)


② 暗記単元の指導について

  繰り返し覚え直すことで“頭の中に染みこませる”

 暗記単元の指導はお子様の自主的学習をサポートする形で進めていきます。いくら授業の中でさまざまな知識を伝えてもその知識を自分の頭の中にインプットする勉強は、お子様自身が時間を作って進めなければならないものだからです。

ビー玉

 そのために、まず最初にお子様が当該単元の内容を覚えているか(忘れたり習ってなかったりしないか)を確認したり、ご家庭のご要望を踏まえたりした上で、必要に応じて必須事項のまとめ講義を行います。そこでは、暗記の際に落としてはいけない重要ポイントを確認したり、実際の入試問題での問われ方を伝えたりしながら、お子様が個々の暗記内容を確実にイメージできるようにお話をいたします。

 その上で、お子様の自主学習の課題を設定していきます。このとき、私が大事にしていることは「お子様からの質問対応を手厚く行う」ということです。家庭学習の際にお子様から出てくる疑問・質問に関しては、授業時間外での質問対応などもご利用いただけます。

 暗記単元については、塾のテストなどで忘れている知識が見つかったら、速やかに覚え直しをする“習慣付け”をしていくことが最も威力を発揮する勉強法となります。さまざまな対応方法がございますので、ご家庭のご希望なども添えてお気軽にご相談ください。


③ 指導における基本的なスタンスについて

 私が理科の指導を通じて目指しているのは、たとえお子様のそばに先生や保護者がいなくてもお子様が自分1人で勉強が進められる状況を作ることです。 わからない問題があっても自分で解説を読み解きながら理解していくような基本的スキルをライバルよりも早く身に着けることができれば、限られた時間をより効果的に使って受験勉強を進めることができるはずです。小学生の時期からこのような学習方法をしっかりと身に着けていれば、中学校に進学してからもさらに実力を伸ばしていけることでしょう。私が中学受験の理科の指導を通じてお子様に伝えたいことは、そういう根本的な学び方や勉強方法なのです。

 

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