中学入試の合否を左右する理科。このサイトでは、中学受験における理科のプロ講師が、理科の計算問題の解法と勉強方法，暗記の勉強法とその対処法などをわかりやすく解説します。理科の豆知識では、受験に役立つ理科のトリビアを紹介します。

こうして学べば必ずわかる

── 中学受験理科 ──

HOME > 『中学入試時事問題（予想問題）』

『中学入試時事問題（予想問題）』（記事一覧）

〔新規公開〕

　このコーナーでは、2023年春の入試に出題が予想される2022年の時事問題を予想問題の形式でご紹介いたします。

　今年度は訳あって公開がとても遅くなってしまい、申し訳ございませんでした。急ぎ、数題の時事予想問題を公開いたします。

　最後に、本年度の時事問題の有無についてお問い合わせをいただいた"はるかあさん"様には、この場をお借りして深く御礼申し上げます。おかげさまで、ギリギリでしたが公開できました。お子様のご健闘をお祈り申し上げます。

【現５年生の方へ】公開問題の中には５年生でも解ける設問が数多くあります。ふだんから科学に関連するニュースをさまざまな視点から見ていくことが、時事問題の対応だけではなく、理科の成績向上の重要なポイントになります。理科の総合力を高めるためにも、ぜひ問題に挑戦してみてください。

『2023年度中学入試時事問題（予想問題）』（記事一覧）

〔新規公開〕

　タイトルの青字をクリックして問題・解答のPDFファイルをダウンロードしてください。

☆☆★★　(1) きみは新たに始まる緊急地震速報を知っているか？

　12年前の東日本大震災では、震源から400km近く離れた首都圏でも大きなゆれがありました。中でも注目されたのが23区内のビル群などで起きた想定外のすさまじいゆれでした。激しくゆれるビルの最上階にいた人々は、普段なら動かないような重いテーブルや家具などが何ｍも動き回る中で、ただ床にはいつくばってゆれがおさまるのを待つしかなかったそうです。そのゆれも、ふつうなら長くても数十秒でおさまるのに、この地震では10分近くもゆれ続けたそうです。それまで知られたいなかったゆれの正体とは？

　2023年2月より、このゆれに対する警戒情報として、緊急地震速報に新たな情報が加わります。この知識は、絶対に覚えておいて損はないですよ！

☆☆★★　(2) 人類を再び月へ！＆ 442年ぶりの天体ショーとは？

　1969年7月、人類はアメリカのアポロ計画で初めて月面に降り立ちました。それから50余年の歳月を経て、アメリカは「人類を再び月へ降り立たせよう！」と呼びかけ、日本や欧州などの国々を主導して新たな探査計画を立ち上げました。目指すのは月だけにとどまらないことをあなたは知ってますか？　アポロ計画はギリシャ神話の太陽神アポロンに由来したことから、新しい探査計画にはアポロンの双子の姉である"月の女神"の名を冠しました。

　また、11月には「442年ぶりの天体ショー」が大きな話題となりました。しかし、あなたは「何が442年ぶりなのか」を正確に知っていますか？過去5000年間に一度もなかったイベントがかすんでしまった11月の天体ショーの報道の裏にかくされた真実を知っておきましょう。

☆★★★　(3)「飛び恥(はじ)って知っている？ SAFって何？」

　環境問題は、21世紀を生きる子供たちにとって、避けて通れない問題です。中学入試でも、未来を担う子供たちがどれだけの問題意識を持っているかを問う傾向は年々強まっています。近年は「飛び恥」という言葉を耳にしますが、この言葉をヒントに最新の環境問題をテーマとした時事予想問題を作ってみました。子供たちの何気ない生活の中に、重要な環境問題が潜んでいることに気付いてもらえたら、という思いをこめてみました。

【今年度の時事問題（予想問題）はこれが最後です。】